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相場用語

独特の言い回し

株式相場の動きや状況を示す用語には独特の言い回しが少なくありません。

たとえば相場が上昇している様子は「高い」「しっかり」「堅調」「強含む」などといい、反対に下落している様子は「安い」「さえない」「軟調」「弱含む」などとさまざまに表現します。

微妙なニュアンスの違いはありますが、新聞の相場記事などを読むときには、株価が上げたか下げたかがわかれば十分です。

また、上昇していた相場がさらに高くなることを「一段高」、いったん安くなった相場が持ち直すことを「出直る」、前日に下げた相場が一転して高くなることを「反発」といったように、それまでの相場の流れを踏まえて株価の上昇や下落を言い表す言葉もたくさんあります。

なお「小動き」とは、その日の終値が前日終値Iこ比べ、上下どちらかに小幅にしか動かなかったことを指します。

取引時間中に大きく上げても、その後伸び悩み、終値が前日に比べ小幅高であれば「終わってみれば小動き」というように使います。

相場の雰囲気も表現

相場の雰囲気や状況を示す言葉もよく出てきます。相場の状況は「地合い」。「模様眺め」は相場の動きがはっきりせず、売り買いが手控えられている状況です。

売り買いが少なく活気のない様子を「閑散」といいます。相場が一進一退している状態は「もちあい」です。

よく使われる相場用語

甘い
相場が下落していることを指す。小幅安の場合は「小甘い』

一段高
上昇していた相場がさらに高くなること。逆は「一段安」

行って来い
「往って来い!とも普く相場がある水準まで上がった後、もとの水準まで下がることあるいは逆に、ある水準まで下がった後、もとの水準まで上がること。

織り込み済み
相場に影響のある要因がすでに相場に反映されていること。何かニュースが出ても相場が動かなかつたときなどに使う。

顔合わせ
「つらあわせ」ともいう下がった相場が上がって前と同じ高値になる場合、あるいは逆に、上がった相場が下がって前と同じ安値に戻る場合をいう。

ガラ
大暴落のこと堅調

地合い
相場の状況のこと。「地合いが良い』「地合いが悪い」などと用いられる。

しっかり
r確り」とも書くc相場が上基調にある状況。


相場が下落しているとき、厳も安いところ「底を入れる」は一番安い水準まで下がり切ったことを指し、上げ相場に転じることを意味する。逆は『天井Ⅱ天井を打つ」

底堅い
相場が下がりそうで下がらない状況を指す

高値引け
終値がその日の高値を付けること、,上げの勢いが強いことを意味するとされる。逆に終値がその日の安値となるのは「安値引け」。

だれる
日中の取引で高かった相場に活気がなくなり、安くなること。逆に安かった相場が高くなるのは『締まる」

強含み
相場が上昇気味なこと。逆は「弱含み」

出直る
一度下がった相場が持ち直して上昇基調になること

動意
動かなかった相場が上昇に向け少しずつ動き始める勢いのこと。動き始めることは「動意付く」

反発
下げた相場が一転して高くなること。逆は「反落」


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日柄
相場における時間の経過。期間「相場が持ち直すにはもう少し日柄が必要だ」のように使う

もちあい
「保ち合い」とも書く。相場が小幅な範囲で一進一退する状態

模様眺め
相場の動きがはっきりしないために、売り買いが手控えられている状況

相場格言

投資の心構えを簡潔に

株式相場の世界では昔から、投資の心構えやコツについて簡潔に言い表した格言があります。これを相場格言といいます。相場格言の多くは、投資の心構えや、売買のタイミングを説いています。

たとえば「もうはまだなり、まだはもうなり」。相場はもうそろそろ底値だろうと考えるとき、得てしてさらに下げるものだし、反対に、まだ下げるだろうと思っているとき、予想に反して上げ相腸となることも多い。相場の先行きはH分勝手な願望を排して判断しなければならない、という意味です。投資の心理をうまく言い表しています。

反対の意味の格言も

ただし格言やことわざ一般にいえることですが、物事は必ずしも単純に割り切れないので、反対の意味のものがあることも珍しくありません。

たとえば、「相場は相場に聞け」という格言があります。今の相場がどうなっているかを知るには、下手な解説や自分の思いこみを頼りにするのでなく、相場そのものを見るのが一番よいという意味です。

これはよく考えると、他人の考えに惑わされるなと戒めた「人の行く裏に道あり花の山」とは反対の意味です。

こうした場合はどちらが正しく、どちらが誤りかと決めつけるのでなく、それぞれの説くところを噛みしめたうえで、ケースバイケースで判断します。

おもな相場格言

いのるがお命金には手をつけるな
投資はリスクを伴うものだから、なくなっては困る大切なお金でやるべきでない

売り買いは3日待て
株を売り買いする際には一時的な感情に身を任せず、思い立って3日後も気が変わらない場合に初めて実行に移すくらい冷静であるべきだ

閑散に売りなし
市場の商いが細り、株価が動かない無風状態の後には、相場が急激に反騰することが多い。だから焦って売りに走ってはいけない

相場は相場に聞け
今の相場がどうなっているかを知るには、相場そのものを見るのが一番。下手な解説や自分の思いこみを頼りにすべきでない

天井売らず、底買わず
最高値(天井)で売りたい、最安値(底)で買いたいと思うのは人備だが、現実にはどこが天井で底なのか判断は難しい。ほどほどで満足しないと売り買いのチャンスを逃してしまう

遠くのものは避けよ
投資のヒントは身の回りにたくさん転がっているそれに気づかず自分のよく知らないものを選ぶのは失敗のもと

人の行く裏に道あり花の山
人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られない。むしろ他人とは反対のことをやつた方が、うまくいく場合が多い

見切り千両
株価が下がったとき、戻りを待っているとさらに下がって損が膨らんでしまうことが多いもの。損が出ても早めに売却してしまった方がよい結果をもたらすものだ

麦わら帽子は冬に買え
誰もが有望株だと思ったときには相場はすでに終わりに近づいているもの。良い株を探して、人が注目する前に買え

もうはまだなり、まだはもうなり
もうそろそろ底値だろうと考えるとき、相場は得てしてさらに下がるもの。反対に、まだ下げるだろうと思っているとき、予想に反して上げ相場となることも多い。相場の先行きについては自分勝手な願望を排すること

休むも相場
先行きが不透明で投資判断に迷うときは、一歩退いて市場の環境を冷静に見つめ直し、次のチャンスを待てばよい

山高ければ谷深し
高い相場があれば、その後に来る下げもそれだけ大きい。大きな相場の後には反動を覚悟すること


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