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取引開始の準備

インターネットに接続する

証券会社を選んだら、いよいよ取引を始める準備に入ります。インターネット証券を例にとって取引開始までの流れです。

インターネット取引には、ネットに接続する機器と環境が必要です。機器はパソコンのほか、最近は携帯電話やスマートフォンといったモバイル端末にも対応しています。

ただし機種やOS(基本ソフトウエア)、ウェブブラウザ-(インターネット閲覧ソフト)によって利用できない場合もあるので、インターネットに接続できたら、各証券会社のホームページで確認します。

たとえばOSがウィンドウズにしか対応していないネット証券もあり、アップル製のパソコンを使う場合は注意が必要です。

口座を開設する

口座を開く証券会社が決まったら、ホームページにアクセスし、口座開設の手続きをします。

申し込みのコーナーで氏名、住所、電子メールアドレスなど必要事項を入力し、口座開設資料を請求すると、数日で申込用紙が郵送されてきます。

申込用紙には、資料請求の際にインターネットを通じて入力した住所や氏名などの必要事項があらかじめ印字されていますから、これらを確認して捺印し、運転免許証のコピーや住民票の写しといった本人確認書類を添えて返送します。

不備がなければ、さらに数日で、口座開設を証明する書類が郵送されてきます。書類には自分専用の口座を利用するためのID(インターネット上で使う名前。ユーザーネームなどともいう)とパスワードが記載されていますから、紛失したり他人に見られたりしないように、大切に保管します。

証券会社のなかには、上記の郵送による手続き以外に、本人確認書類のコピー提出を画像アップロードやメール送信などインターネット経由で受け付けているところもあります。

これだと即日開設、最短で翌日から取引可能とスピーディーな手続きが可能です。口座に買い付け用の代金を入金すれば、晴れて売買が始められます。

なお入金には銀行のインターネット・バンキングを利用するのが便利で、手数料も安く済みます。

売買注文の出し方

IDとパスワード入力で取引開始

口座を開設したら、いよいよ株の売買です。パソコンやモバイル端末をインターネットに接続し、証券会社のウェブサイトにアクセスします。

口座開設を証明する書類に記載されていたIDとパスワードを入力し、ログイン(サービスの利用開始)します。

買い注文の流れ

まず買い注文です。買いたい銘柄の名前または証券コードを入力し、銘柄の画面を呼び出します。

自分が買いたい銘柄であることを確認し、通常の現物買いかそれとも信用買いかを選びます。続いて注文内容を指定します。

買いたい株数、成り行き注文か指し値注文か、注文の有効期限はいつまでか、指し値注文の場合は購入を希望する値段などです。

注文内容の確認画面で、間違いがないかを確認し、問題がなければ発注ボタンをクリックします。これで注文作業は終了です。実際に約定できたかどうかは注文の照会画面で確認します。

売り注文の流れ

次に売り注文です。ネット証券では、ログインすると自分が持っている株の一覧やそれらの株価をつねにチェックできるようになっています。

値上がりして利益が出ている銘柄、反対に値下がりして損を出している銘柄、いろいろあるでしょう。そのなかに売りたい銘柄があれば、選んで売り注文を指示します。

すると闘い注文のときと同じように、注文両面に進むことができます。ここで売却する株数や成り行き・指し値注文の区別などを入力。間違いがないことを確認して、発注ボタンで注文を実行します。

さまざまな注文方法

逆指し値注文

インターネット取引の普及とともに、伝統的な成り行き注文や指し値注文以外に、さまざまな新しい注文方法が登場してきました。

代表的なのが逆指し値注文です。注文したときより株価が上がり、指定の値段まで上昇すれば買い、反対に注文したときより株価が下がり、指定の値段まで下落したら売り、とする注文方法です。

指定の値段以上で売り、以下で買い、とする通常の指し値注文とは反対になることから、「逆」と呼ばれます。逆指し値注文は、値上がり益をひとまず確保したいときや、値下がり損を早めに確定したいときに役立ちます。

たとえば、当初700円で購入した株が1,000円に値上がりしたとします。ここで「900円で売り」という逆指し値注文をしておくと、株価が下げに転じても900円で売りが実行され、200円の値上がり益を確保できます。


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損失確定の場合も同様です。当初900円で買った株が1,000円に値上がりしたとき、「800円で売り」と逆指し値注文を出しておけば、株価が下げても800円で売りが実行され、値下がり損を100円に抑えることができます。

いずれの場合も、株価をつねにチェックしていなくても、値上がり益や値下がり損を一定の金額以内にコントロールできる点が便利です。

その他の注文方法

逆指し値注文以外にもさまざまな注文方法があります。

W指し値注文(ツイン指し値注文)

通常の指し値注文と逆指し値注文を同時に出すことができます。500円で買った株が600円まで値上がりしたら利益確保の売り、400円まで値下がりしたら損失確定の売り、といった注文が可能になります。

Uターン注文(リバース注文)

同じ銘柄の売買注文を出すと同時にその反対の売買を注文する手法です。たとえば、ある銘柄を1,000円で買うことができたら、すぐに1,100円で売るという注文です。

リレー注文(連続注文)

「A銘柄が売れたらB銘柄の買い注文を発注する」というように、最初の注文が約定すれば自動的に次の注文を発注する注文方法です。

手持ちの株を売却して別の株の買付代金に充てるという一連の売買をまとめて発注することができます。これらの新しい取引手法の名称は証券会社によって異なることがあります。


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